斎庭の稲穂の神勅 〜天照大御神と日本人の約束〜

こんにちは。当ブログへお越し下さり、ありがとうございます(^ ^)

さて、皆様は、 斎庭の稲穂の神勅(ゆにわのいなほのしんちょく)をご存知でしょうか。

これは、

天照大御神(あまてらすおおみかみ)が、孫の邇邇芸命(ににぎのみこと)に斎庭の稲穂をお任せになられた

ということです。



天照大御神は、神道で最も尊いとされる太陽の女神であり、神々の住まわれる高天原(たかまのはら)を治めておられる神です。

斎庭(ゆにわ)とは、高天原にある、神々に捧げる神聖な田のことです。

天照大御神は、日本を治めることを邇邇芸命に託しました。
その際に、天照大御神は邇邇芸命に稲穂を授け、それを地上で育てることをお任せになられたのです。



現在、稲を育てているのは…

農家の方です。
つまり、斎庭の稲穂の神勅を直接守っているのは、農家なのです


そして、私たち日本人は、お米を主食として生活しています。
お米を大切に食べることが、地上に稲穂を下さった天照大御神に感謝の気持ちを捧げることなのです。



さらに、天皇陛下も斎庭の稲穂の神勅を守っておられます

(以下、宮内庁ホームページ:天皇皇后両陛下のご活動より)

天皇陛下は,我が国の農耕文化の中心である稲作について,昭和天皇のお始めになった行事をお引継ぎになりました。春には種籾をおまきになり,初夏に田植えをなさり,秋には稲刈りをなさっています。平成28年(2016年)には,200株の田植えをなさいました。

(以上)

(皇居内の水田で苗をお手植えになる天皇陛下)

(皇居内の水田で稲刈りをなさる天皇陛下)

陛下が刈られた稲の一部は、天照大御神のお鎮まりになる伊勢神宮に奉納されます。


斎庭の稲穂の神勅。それは、古来より日本人が守ってきた、天照大御神との約束なのです。


記事を最後までご覧下さり、ありがとうございました^_^

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(参考:カラー版 イチから知りたい! 神道の本
 

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